米国雇用統計 | 非農業部門雇用者数 / 失業率等 | 月次

米国雇用統計非農業部門雇用者数 \| 失業率 \| U6失業率労働参加率 \| 時間当たり賃金 2005-2019

米国雇用統計について

米国全体の雇用に関する月次統計です。米国のみならず、世界で最も注目度が高い経済指標の一つで、指標結果が、全世界の株式市場、債券市場、為替市場に大きな影響を与えることが多くあります。主な統計項目に、全米非農業部門雇用者数、全米失業率などがあります。また、前FRB議長のジャネット・イエレン氏が注視しているとされるU-6失業率、労働参加率なども同時に発表されています。イエレン氏も注視していることから、この2つも注目度が高い統計項目となっています。
指標発表頻度	月別統計
指標発表機関	米労働省
指標発表時期	翌月の第1金曜日
指標発表時間(日本時間)	米国夏時間：午後9時30分米国冬時間：午後10時30分

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Update and News
2019年7月5日 - 雇用統計6月分更新 6月の雇用統計は、非農業部門雇用者数が22.4万人の増加となりました。2ヶ月ぶりに20万人を上回り、市場予想も上回りました。また、失業率は前月から0.1ポイント上昇して3.7%、U-6失業率は前月から0.1ポイント上昇して7.2%となりました。労働参加率は前月から0.1ポイント上昇して62.9%でした。時間当たり賃金は前月から6セント増加して27.90ドル、前月比0.22%、前年比3.14%の増加となりました。 2018年4月6日 - 雇用統計3月分更新 3月の雇用統計は、非農業部門雇用者数が10.3万人の増加となりました。2017年9月以来の低水準で市場予想も下回っています。また、失業率は前月から横ばいの4.1%、U-6失業率は前月から0.2ポイント低下して8.0%となりました。労働参加率は前月から0.1ポイント低下して62.9%でした。時間当たり賃金は前月から8セント増加して26.82ドル、前月比0.30%、前年比2.72%の増加となりました。 2018年3月9日 - 雇用統計2月分更新 2018年2月2日 - 雇用統計1月分更新 1月の雇用統計は、非農業部門雇用者数が20.0万人の増加となりました。前月は20万人を割り込み市場予想も下回りましたが、1月は20万人を回復しました。直近4ヶ月で3度20万件を上回っており、雇用の引き締まりが確認できる数値が続いています。また、失業率は前月から横ばいの4.1%、U-6失業率は前月から0.1ポイント上昇して8.2%となりました。労働参加率は前月から横ばいの62.7%でした。時間当たり賃金は前月から9セント増加して26.74ドル、前月比0.34%、前年比2.89%の増加となりました。時間当たり賃金の前年比の伸び率は2009年5月以来の高い伸びとなっています。 2018年1月5日 - 雇用統計12月分更新 12月の雇用統計は、非農業部門雇用者数が14.8万人の増加となりました。10月、11月は20万人を大きく超えていましたが、12月は15万件を割り込み、市場予想も下回りました。前日発表された12月のADP雇用報告の数値がよかっただけに、非農業部門雇用者数の数値は意外な結果でした。また、失業率は前月から横ばいの4.1%、U-6失業率は前月から0.1ポイント上昇して8.1%となりました。労働参加率は前月から横ばいの62.7%でした。時間当たり賃金は26.63ドル、前月比0.34%の増加、前年比2.5%の増加となりました。時間当たり賃金の10月、11月分は下方修正されています。 2017年12月8日 - 雇用統計11月分更新 11月の雇用統計は、非農業部門雇用者数が22.8万人の増加となりました。9月はハリケーンの影響があり、非農業部門雇用者数の伸びは大きく鈍化しましたが、10月、11月は20万人を超え、再び雇用者数の伸びが加速しています。また、失業率は前月から横ばいの4.1%、U-6失業率は前月から0.1ポイント上昇して8.0%となりました。労働参加率は前月から横ばいの62.7%でした。時間当たり賃金は26.55ドル、前月比0.19%の増加、前年比2.5%の増加となりました。9月、10月分は下方修正されています。雇用者数の伸びは堅調に推移していますが、賃金は緩慢な伸びが続いています。 2017年11月3日 - 雇用統計10月分更新 10月の雇用統計は、ハリケーンの影響があった前月の反動もあり、非農業部門雇用者数が26.1万人の増加となりました。ただ、市場予想を下回っています。また、失業率は前月から0.1ポイント低下して4.1%、U-6失業率も前月から0.4ポイント低下して7.9%となりました。失業率は2000年12月以来の低水準、U-6失業率も2006年12月以来の低水準となっています。一方、労働参加率は前月から0.4ポイント低下して62.7%となりました。時間当たり賃金は26.53ドル、前月比では0.04%の減少、前年比では2.4%の増加となっています。ハリケーンの影響による特殊要因もあり、時間当たり賃金は、2014年3月以来はじめて前月から減少しました。 2017年10月6日 - 雇用統計9月分更新 9月の雇用統計は、ハリケーンの影響を受けたことから、非農業部門雇用者数が3.3万人の減少で、2010年9月以来の減少となり、市場予想も大幅に下回りました。一方、失業率は前月から0.2ポイント低下して4.2%、U-6失業率も前月から0.3ポイント低下して8.3%となりました。失業率は2001年2月以来の低水準、U-6失業率も2007年6月以来の低水準です。また、労働参加率は前月から0.2ポイント上昇して63.1%となりました。時間当たり賃金は26.55ドルで、前月比0.5%の増加、前年比2.9%の増加となりました。賃金の緩慢な伸びは、イエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長もことあるごとに言及しているように、米連邦準備理事会(FRB)の懸念事項でしたが、9月は大きく伸びています。ただ、この伸びはハリケーンの影響による特殊要因の影響も指摘されており、賃金の堅調な伸びが10月以降も継続するかどうか、10月以降の雇用統計を注視していく必要がありそうです。 2017年9月1日 - 雇用統計8月分更新 8月の雇用統計は、非農業部門雇用者数が15.6万人の増加となり、市場予想も下回りました。失業率は前月から0.1ポイント上昇して4.4%、U-6失業率は前月から横ばいの8.6%でした。また、労働参加率は前月から横ばいの62.9%でした。時間当たり賃金は26.36ドルで、前月比0.1%の増加、前年比2.5%の増加となりました。前月比は0.1%のわずかな増加にとどまり、賃金は緩慢な伸びが続いています。 2017年8月4日 - 雇用統計7月分更新 7月の雇用統計は、非農業部門雇用者数が20.9万人の増加で、2ヶ月連続で20万人を上回り、市場予想も上回りました。失業率は前月から0.1ポイント低下して4.3%、U-6失業率は前月から横ばいの8.6%でした。労働参加率は前月から0.1ポイント上昇して62.9%でした。時間当たり賃金は26.36ドルで、前月比0.2%の増加、前年比2.5%の増加となりました。これで4ヶ月連続前年比2.5%の増加で、安定はしていますが、昨年後半から今年前半にかけての伸びからは鈍化しており、労働市場の需給がかなりの引き締まりを見せているにもかかわらず、今回の数値では、期待される賃金の上昇は見えてきていません。 2017年7月7日 - 雇用統計6月分更新 6月の雇用統計は、非農業部門雇用者数が22.2万人の増加で、4ヶ月ぶりの高水準となり、市場予想も上回りました。失業率は前月から0.1ポイント上昇して4.4%、U-6失業率も4月の8.4%から8.6%に上昇しました。ただ、労働参加率が上昇しており、6月の失業率の上昇は、労働参加率の上昇が影響していると思われます。時間当たり賃金は26.25ドルで、前月比0.2%の増加となり、引き続き小幅な増加にとどまりました。 2017年6月2日 - 雇用統計5月分更新 5月の雇用統計は、非農業部門雇用者数が13.8万人の増加となり、20万人を大きく下回り、市場予想からも下回りました。また、3月分が7.9万人から5.0万人に、4月分が21.1万人から17.4万人に、それぞれ下方修正されたため、3ヶ月連続で20万人を下回っています。失業率は前月から0.1ポイント低下して4.3%となり、2001年5月以来の低水準、U-6失業率も3月の8.6%から8.4%に改善し、2007年11月以来の低水準となっています。また、労働参加率は62.7%となり、5ヶ月ぶりの低水準です。時間当たり賃金は26.22ドルとなり、引き続き小幅な上昇に留まっています。米国の雇用は、これまで堅調な状況が続いているとされてきましたが、3月、4月の下方修正分も含めて、5月の非農業部門雇用者数の数値を見ると、ピークを越えた感じもあり、6月以降の雇用統計の数値を注視していく必要がありそうです。 2017年5月5日 - 雇用統計4月分更新 4月の雇用統計は、非農業部門雇用者数が21.1万人の増加となり、3月は2016年5月以来はじめて10万人を割り込みましたが、4月は再び20万人台となりました。市場予想も上回りました。ただ、3月分が1.9万人下方修正され、7.9万人となっています。失業率は前月から0.1ポイント低下して4.4%となり、2007年5月以来の低水準で、リーマンショック以降の最低値を更新しています。U-6失業率も3月の8.9%から8.6%に改善し、2007年12月以来の低水準となっています。一方、時間当たり賃金は26.19ドルとなり、引き続き今月も小幅な上昇にとどまっています。 2017年4月7日 - 雇用統計3月分更新 3月の雇用統計は、非農業部門雇用者数が9.8万人の増加となり、2016年5月以来はじめて10万人を割り込んでいます。市場予想も大幅に下回り、水曜日に発表されたADP雇用報告の数値が堅調な結果だっただけに、サプライズの内容でした。同時に1月分と2月分が修正され、1月分は2.2万人、2月分が1.6万人、それぞれ下方修正されています。失業率は前月から0.2%低下して4.5%となり、2007年5月以来の低水準で、リーマンショック以降の最低水準となっています。U-6失業率も前月の9.2%から8.9%に改善しています。U-6失業率が8%台まで低下したのは、2007年12月以来です。一方、時間当たり賃金は26.14ドルとなり、引き続き小幅な上昇にとどまっています。 3月の非農業部門雇用者数は、天候要因の影響も指摘されていますが、直近1年の雇用者数の増加幅は、それより以前の数年と比べても鈍化してきています。2008年の金融危機前も失業率が低下する中、雇用者数の増加が減速しています。この逆相関は、ほぼ完全雇用が達成したためなのか、労働市場がピークをつけたためなのか、判断が難しいところです。 2017年3月10日 - 雇用統計2月分更新 2月の雇用統計は、非農業部門雇用者数が23.5万人の増加となり、2ヶ月連続で20万人を越えており、市場予想も上回りました。失業率も4.7%となり、引き続き、リーマンショック以降の最低水準を維持しています。また、U-6失業率、労働参加率も改善しています。一方、時間当たり賃金は、引き続き小幅な上昇にとどまっており、市場予想も下回っています。連邦準備制度理事会(FRB)のイエレン議長は、賃金の伸びについては常々注視している旨の発言しており、きわめて強い雇用状況になっているにもかかわらず、賃金の伸びが2ヶ月連続で予想下回っている状況は、FRBとしても懸念材料として捉えているのではないかと思われます。 2017年2月3日 - 雇用統計1月分更新 1月の雇用統計は、非農業部門雇用者数が22.7万人の増加となり、4ヶ月ぶりに20万人を超え、市場予想を大幅に上回りました。また、失業率は4.8%となり、2ヶ月連続で上昇しています。ただ、労働参加率も2ヶ月連続で上昇しており、労働参加率の上昇に伴う失業率の上昇であり、雇用状況の悪化によるものではないため、ネガティブ視する上昇ではないと思われます。一方、時間当たり賃金の上昇は小幅に止まり、U-6失業率も上昇しており、前月から一転して、どちらも弱い数値となっています。

Update and News

2019年7月5日 - 雇用統計6月分更新
6月の雇用統計は、非農業部門雇用者数が22.4万人の増加となりました。2ヶ月ぶりに20万人を上回り、市場予想も上回りました。

また、失業率は前月から0.1ポイント上昇して3.7%、U-6失業率は前月から0.1ポイント上昇して7.2%となりました。労働参加率は前月から0.1ポイント上昇して62.9%でした。

時間当たり賃金は前月から6セント増加して27.90ドル、前月比0.22%、前年比3.14%の増加となりました。

2018年4月6日 - 雇用統計3月分更新
3月の雇用統計は、非農業部門雇用者数が10.3万人の増加となりました。2017年9月以来の低水準で市場予想も下回っています。

また、失業率は前月から横ばいの4.1%、U-6失業率は前月から0.2ポイント低下して8.0%となりました。労働参加率は前月から0.1ポイント低下して62.9%でした。

時間当たり賃金は前月から8セント増加して26.82ドル、前月比0.30%、前年比2.72%の増加となりました。

2018年3月9日 - 雇用統計2月分更新
2018年2月2日 - 雇用統計1月分更新
1月の雇用統計は、非農業部門雇用者数が20.0万人の増加となりました。前月は20万人を割り込み市場予想も下回りましたが、1月は20万人を回復しました。直近4ヶ月で3度20万件を上回っており、雇用の引き締まりが確認できる数値が続いています。

また、失業率は前月から横ばいの4.1%、U-6失業率は前月から0.1ポイント上昇して8.2%となりました。労働参加率は前月から横ばいの62.7%でした。

時間当たり賃金は前月から9セント増加して26.74ドル、前月比0.34%、前年比2.89%の増加となりました。時間当たり賃金の前年比の伸び率は2009年5月以来の高い伸びとなっています。

2018年1月5日 - 雇用統計12月分更新
12月の雇用統計は、非農業部門雇用者数が14.8万人の増加となりました。10月、11月は20万人を大きく超えていましたが、12月は15万件を割り込み、市場予想も下回りました。前日発表された12月のADP雇用報告の数値がよかっただけに、非農業部門雇用者数の数値は意外な結果でした。

また、失業率は前月から横ばいの4.1%、U-6失業率は前月から0.1ポイント上昇して8.1%となりました。労働参加率は前月から横ばいの62.7%でした。

時間当たり賃金は26.63ドル、前月比0.34%の増加、前年比2.5%の増加となりました。時間当たり賃金の10月、11月分は下方修正されています。

2017年12月8日 - 雇用統計11月分更新
11月の雇用統計は、非農業部門雇用者数が22.8万人の増加となりました。9月はハリケーンの影響があり、非農業部門雇用者数の伸びは大きく鈍化しましたが、10月、11月は20万人を超え、再び雇用者数の伸びが加速しています。

また、失業率は前月から横ばいの4.1%、U-6失業率は前月から0.1ポイント上昇して8.0%となりました。労働参加率は前月から横ばいの62.7%でした。

時間当たり賃金は26.55ドル、前月比0.19%の増加、前年比2.5%の増加となりました。9月、10月分は下方修正されています。雇用者数の伸びは堅調に推移していますが、賃金は緩慢な伸びが続いています。

2017年11月3日 - 雇用統計10月分更新
10月の雇用統計は、ハリケーンの影響があった前月の反動もあり、非農業部門雇用者数が26.1万人の増加となりました。ただ、市場予想を下回っています。

また、失業率は前月から0.1ポイント低下して4.1%、U-6失業率も前月から0.4ポイント低下して7.9%となりました。失業率は2000年12月以来の低水準、U-6失業率も2006年12月以来の低水準となっています。一方、労働参加率は前月から0.4ポイント低下して62.7%となりました。

時間当たり賃金は26.53ドル、前月比では0.04%の減少、前年比では2.4%の増加となっています。ハリケーンの影響による特殊要因もあり、時間当たり賃金は、2014年3月以来はじめて前月から減少しました。

2017年10月6日 - 雇用統計9月分更新
9月の雇用統計は、ハリケーンの影響を受けたことから、非農業部門雇用者数が3.3万人の減少で、2010年9月以来の減少となり、市場予想も大幅に下回りました。

一方、失業率は前月から0.2ポイント低下して4.2%、U-6失業率も前月から0.3ポイント低下して8.3%となりました。失業率は2001年2月以来の低水準、U-6失業率も2007年6月以来の低水準です。また、労働参加率は前月から0.2ポイント上昇して63.1%となりました。

時間当たり賃金は26.55ドルで、前月比0.5%の増加、前年比2.9%の増加となりました。賃金の緩慢な伸びは、イエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長もことあるごとに言及しているように、米連邦準備理事会(FRB)の懸念事項でしたが、9月は大きく伸びています。

ただ、この伸びはハリケーンの影響による特殊要因の影響も指摘されており、賃金の堅調な伸びが10月以降も継続するかどうか、10月以降の雇用統計を注視していく必要がありそうです。

2017年9月1日 - 雇用統計8月分更新
8月の雇用統計は、非農業部門雇用者数が15.6万人の増加となり、市場予想も下回りました。

失業率は前月から0.1ポイント上昇して4.4%、U-6失業率は前月から横ばいの8.6%でした。また、労働参加率は前月から横ばいの62.9%でした。

時間当たり賃金は26.36ドルで、前月比0.1%の増加、前年比2.5%の増加となりました。前月比は0.1%のわずかな増加にとどまり、賃金は緩慢な伸びが続いています。

2017年8月4日 - 雇用統計7月分更新
7月の雇用統計は、非農業部門雇用者数が20.9万人の増加で、2ヶ月連続で20万人を上回り、市場予想も上回りました。

失業率は前月から0.1ポイント低下して4.3%、U-6失業率は前月から横ばいの8.6%でした。労働参加率は前月から0.1ポイント上昇して62.9%でした。

時間当たり賃金は26.36ドルで、前月比0.2%の増加、前年比2.5%の増加となりました。これで4ヶ月連続前年比2.5%の増加で、安定はしていますが、昨年後半から今年前半にかけての伸びからは鈍化しており、労働市場の需給がかなりの引き締まりを見せているにもかかわらず、今回の数値では、期待される賃金の上昇は見えてきていません。

2017年7月7日 - 雇用統計6月分更新
6月の雇用統計は、非農業部門雇用者数が22.2万人の増加で、4ヶ月ぶりの高水準となり、市場予想も上回りました。

失業率は前月から0.1ポイント上昇して4.4%、U-6失業率も4月の8.4%から8.6%に上昇しました。ただ、労働参加率が上昇しており、6月の失業率の上昇は、労働参加率の上昇が影響していると思われます。時間当たり賃金は26.25ドルで、前月比0.2%の増加となり、引き続き小幅な増加にとどまりました。

2017年6月2日 - 雇用統計5月分更新
5月の雇用統計は、非農業部門雇用者数が13.8万人の増加となり、20万人を大きく下回り、市場予想からも下回りました。また、3月分が7.9万人から5.0万人に、4月分が21.1万人から17.4万人に、それぞれ下方修正されたため、3ヶ月連続で20万人を下回っています。

失業率は前月から0.1ポイント低下して4.3%となり、2001年5月以来の低水準、U-6失業率も3月の8.6%から8.4%に改善し、2007年11月以来の低水準となっています。また、労働参加率は62.7%となり、5ヶ月ぶりの低水準です。時間当たり賃金は26.22ドルとなり、引き続き小幅な上昇に留まっています。

米国の雇用は、これまで堅調な状況が続いているとされてきましたが、3月、4月の下方修正分も含めて、5月の非農業部門雇用者数の数値を見ると、ピークを越えた感じもあり、6月以降の雇用統計の数値を注視していく必要がありそうです。

2017年5月5日 - 雇用統計4月分更新
4月の雇用統計は、非農業部門雇用者数が21.1万人の増加となり、3月は2016年5月以来はじめて10万人を割り込みましたが、4月は再び20万人台となりました。市場予想も上回りました。ただ、3月分が1.9万人下方修正され、7.9万人となっています。

失業率は前月から0.1ポイント低下して4.4%となり、2007年5月以来の低水準で、リーマンショック以降の最低値を更新しています。U-6失業率も3月の8.9%から8.6%に改善し、2007年12月以来の低水準となっています。一方、時間当たり賃金は26.19ドルとなり、引き続き今月も小幅な上昇にとどまっています。

2017年4月7日 - 雇用統計3月分更新
3月の雇用統計は、非農業部門雇用者数が9.8万人の増加となり、2016年5月以来はじめて10万人を割り込んでいます。市場予想も大幅に下回り、水曜日に発表されたADP雇用報告の数値が堅調な結果だっただけに、サプライズの内容でした。同時に1月分と2月分が修正され、1月分は2.2万人、2月分が1.6万人、それぞれ下方修正されています。

失業率は前月から0.2%低下して4.5%となり、2007年5月以来の低水準で、リーマンショック以降の最低水準となっています。U-6失業率も前月の9.2%から8.9%に改善しています。U-6失業率が8%台まで低下したのは、2007年12月以来です。一方、時間当たり賃金は26.14ドルとなり、引き続き小幅な上昇にとどまっています。

3月の非農業部門雇用者数は、天候要因の影響も指摘されていますが、直近1年の雇用者数の増加幅は、それより以前の数年と比べても鈍化してきています。2008年の金融危機前も失業率が低下する中、雇用者数の増加が減速しています。この逆相関は、ほぼ完全雇用が達成したためなのか、労働市場がピークをつけたためなのか、判断が難しいところです。

2017年3月10日 - 雇用統計2月分更新
2月の雇用統計は、非農業部門雇用者数が23.5万人の増加となり、2ヶ月連続で20万人を越えており、市場予想も上回りました。失業率も4.7%となり、引き続き、リーマンショック以降の最低水準を維持しています。

また、U-6失業率、労働参加率も改善しています。一方、時間当たり賃金は、引き続き小幅な上昇にとどまっており、市場予想も下回っています。

連邦準備制度理事会(FRB)のイエレン議長は、賃金の伸びについては常々注視している旨の発言しており、きわめて強い雇用状況になっているにもかかわらず、賃金の伸びが2ヶ月連続で予想下回っている状況は、FRBとしても懸念材料として捉えているのではないかと思われます。

2017年2月3日 - 雇用統計1月分更新
1月の雇用統計は、非農業部門雇用者数が22.7万人の増加となり、4ヶ月ぶりに20万人を超え、市場予想を大幅に上回りました。また、失業率は4.8%となり、2ヶ月連続で上昇しています。ただ、労働参加率も2ヶ月連続で上昇しており、労働参加率の上昇に伴う失業率の上昇であり、雇用状況の悪化によるものではないため、ネガティブ視する上昇ではないと思われます。

一方、時間当たり賃金の上昇は小幅に止まり、U-6失業率も上昇しており、前月から一転して、どちらも弱い数値となっています。

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	市　場予　想	雇用者増減	民間部門雇用者増減	失業率 (%)	U-6 失業率 (%)	労働参加率 (%)	賃金	前年比 (%)
2019年06月 - 2005年01月	非農業部門雇用者数		民間部門雇用者増減	失業率 (%)	U-6 失業率 (%)	労働参加率 (%)	時間当たり賃金(US$)
	単位: 千人(雇用者数), 季節調整済
	市　場予　想	雇用者増減	民間雇用者	失業率	U-6 失業率	労働参加率	賃金	前年比
2019年6月	160	224	191	3.7	7.2	62.9	27.90	3.14
2019年5月	175	72	83	3.6	7.1	62.8	27.84	3.15
2019年4月	190	216	195	3.6	7.3	62.8	27.75	3.16
2019年3月	177	153	153	3.8	7.3	63.0	27.71	3.24
2019年2月	180	56	46	3.8	7.3	63.2	27.66	3.40
2019年1月	165	312	297	4.0	8.1	63.2	27.56	3.18
2018年12月	184	227	224	3.9	7.6	63.1	27.53	3.34
2018年11月	198	196	200	3.7	7.6	62.9	27.43	3.31
2018年10月	200	277	285	3.8	7.5	62.9	27.35	3.32
2018年9月	185	108	108	3.7	7.5	62.7	27.30	2.98
2018年8月	190	282	246	3.8	7.4	62.7	27.23	3.18
2018年7月	193	178	173	3.9	7.5	62.9	27.11	2.85
2018年6月	195	262	236	4.0	7.8	62.9	27.05	2.93
2018年5月	190	270	264	3.8	7.7	62.8	26.99	2.94
2018年4月	192	196	184	3.9	7.8	62.8	26.90	2.79
2018年3月	185	182	173	4.0	7.9	62.9	26.84	2.80
2018年2月	205	330	304	4.1	8.2	63.0	26.75	2.57
2018年1月	180	171	186	4.1	8.2	62.7	26.71	2.81
2017年12月	190	174	167	4.1	8.1	62.7	26.64	2.74
2017年11月	195	220	212	4.2	8.0	62.8	26.55	2.47
2017年10月	312	260	249	4.1	8.0	62.7	26.47	2.32
2017年9月	80	18	16	4.2	8.3	63.1	26.51	2.83
2017年8月	180	187	194	4.4	8.6	62.9	26.39	2.57
2017年7月	180	204	192	4.3	8.5	62.9	26.36	2.57
2017年6月	178	229	206	4.3	8.5	62.8	26.28	2.50
2017年5月	180	128	127	4.4	8.5	62.8	26.22	2.54
2017年4月	190	213	210	4.4	8.6	62.9	26.17	2.47
2017年3月	180	127	118	4.4	8.7	62.9	26.11	2.55
2017年2月	200	141	131	4.7	9.1	62.9	26.08	2.72
2017年1月	180	252	246	4.7	9.3	62.9	25.98	2.40
2016年12月	175	215	191	4.7	9.2	62.7	25.93	2.65
2016年11月	180	170	184	4.7	9.4	62.7	25.91	2.61
2016年10月	175	128	130	4.9	9.6	62.8	25.87	2.66
2016年9月	170	270	245	5.0	9.7	62.9	25.78	2.63
2016年8月	180	135	162	4.9	9.6	62.9	25.73	2.55
2016年7月	180	336	241	4.8	9.7	62.8	25.70	2.76
2016年6月	180	282	275	4.9	9.5	62.7	25.64	2.60
2016年5月	160	15	8	4.8	9.9	62.7	25.57	2.40
2016年4月	200	211	205	5.0	9.7	62.8	25.54	2.61
2016年3月	205	234	196	5.0	9.8	62.9	25.46	2.45
2016年2月	195	232	206	4.9	9.7	62.8	25.39	2.42
2016年1月	190	90	73	4.9	9.8	62.7	25.37	2.55
2015年12月	200	280	255	5.0	9.9	62.7	25.26	2.47
2015年11月	200	235	214	5.1	10.0	62.6	25.25	2.43
2015年10月	185	339	325	5.0	9.8	62.5	25.20	2.52
2015年9月	201	133	152	5.0	10.0	62.4	25.12	2.28
2015年8月	217	122	113	5.1	10.2	62.6	25.09	2.20
2015年7月	225	293	252	5.2	10.3	62.6	25.01	2.17
2015年6月	233	170	172	5.3	10.4	62.6	24.99	2.25
2015年5月	226	319	314	5.6	10.9	62.9	24.97	2.34
2015年4月	228	300	262	5.4	10.8	62.7	24.89	2.26
2015年3月	245	77	87	5.4	10.8	62.6	24.85	2.22
2015年2月	235	248	227	5.5	11.0	62.7	24.79	1.93
2015年1月	228	213	201	5.7	11.3	62.9	24.74	2.19
2014年12月	240	269	254	5.6	11.2	62.8	24.65	1.99
2014年11月	230	286	271	5.8	11.4	62.9	24.65	2.03
2014年10月	235	258	238	5.7	11.5	62.9	24.58	2.03
2014年9月	215	311	269	5.9	11.7	62.8	24.56	2.08
2014年8月	230	188	234	6.1	12.0	62.9	24.55	2.16
2014年7月	230	227	221	6.2	12.1	62.9	24.48	2.04
2014年6月	215	324	261	6.1	12.0	62.8	24.44	1.96
2014年5月	215	221	242	6.3	12.2	62.9	24.40	2.09
2014年4月	218	327	307	6.2	12.3	62.8	24.34	1.93
2014年3月	200	250	242	6.7	12.6	63.1	24.31	2.10
2014年2月	149	168	157	6.7	12.6	62.9	24.32	2.27
2014年1月	180	177	183	6.6	12.7	62.9	24.21	1.89
2013年12月	197	67	90	6.7	13.1	62.9	24.17	1.85
2013年11月	185	267	254	6.9	13.1	63.0	24.16	2.24
2013年10月	120	225	230	7.2	13.6	62.8	24.09	2.25
2013年9月	180	189	185	7.2	13.5	63.2	24.06	2.04
2013年8月	180	242	226	7.2	13.6	63.3	24.03	2.26
2013年7月	185	105	130	7.3	13.8	63.3	23.99	2.00
2013年6月	165	181	205	7.5	14.2	63.4	23.97	2.13
2013年5月	163	224	229	7.5	13.8	63.4	23.90	2.14
2013年4月	140	192	193	7.6	14.0	63.4	23.88	2.05
2013年3月	190	136	147	7.5	13.8	63.3	23.81	1.93
2013年2月	165	279	267	7.7	14.4	63.4	23.78	2.15
2013年1月	165	195	213	8.0	14.6	63.7	23.76	2.24
2012年12月	152	237	233	7.9	14.4	63.7	23.73	2.24
2012年11月	85	158	178	7.7	14.4	63.6	23.63	1.90
2012年10月	125	158	180	7.8	14.4	63.8	23.56	1.51
2012年9月	115	189	180	7.8	14.8	63.6	23.58	2.03
2012年8月	130	170	167	8.1	14.6	63.5	23.50	1.86
2012年7月	100	153	170	8.2	14.8	63.7	23.52	1.77
2012年6月	100	72	53	8.2	14.8	63.8	23.47	2.00
2012年5月	150	99	119	8.2	14.7	63.7	23.40	1.78
2012年4月	160	83	95	8.2	14.6	63.7	23.40	2.09
2012年3月	205	238	242	8.2	14.5	63.8	23.36	2.10
2012年2月	210	262	261	8.3	15.0	63.8	23.28	1.79
2012年1月	140	355	363	8.3	15.2	63.7	23.24	1.71
2011年12月	155	204	221	8.5	15.2	64.0	23.21	1.98
2011年11月	125	132	159	8.6	15.5	64.1	23.19	2.02
2011年10月	95	204	189	8.8	15.8	64.1	23.21	2.07
2011年9月	60	236	270	9.0	16.4	64.2	23.11	1.94
2011年8月	75	122	154	9.0	16.1	64.1	23.07	1.99
2011年7月	85	61	176	9.0	15.9	64.0	23.11	2.30
2011年6月	105	235	200	9.1	16.1	64.0	23.01	2.13
2011年5月	165	95	150	9.0	15.8	64.1	22.99	2.04
2011年4月	185	321	329	9.1	16.1	64.2	22.92	1.91
2011年3月	190	232	255	9.0	15.9	64.2	22.88	1.87
2011年2月	196	213	256	9.0	16.0	64.1	22.87	1.87
2011年1月	146	20	28	9.1	16.2	64.2	22.85	1.92
2010年12月	150	74	95	9.3	16.6	64.3	22.76	1.79
2010年11月	150	123	133	9.8	16.9	64.6	22.73	1.65
2010年10月	60	269	219	9.4	16.6	64.4	22.74	1.93
2010年9月	-5	-64	109	9.5	16.8	64.6	22.67	1.84
2010年8月	-105	-5	144	9.5	16.5	64.7	22.62	1.75
2010年7月	-65	-88	83	9.4	16.4	64.6	22.59	1.85
2010年6月	-130	-136	120	9.4	16.4	64.6	22.53	1.76
2010年5月	536	534	107	9.6	16.6	64.9	22.53	1.90
2010年4月	190	237	186	9.9	17.1	65.2	22.49	1.76
2010年3月	184	180	138	9.9	17.1	64.9	22.46	1.81
2010年2月	-68	-92	-77	9.8	17.0	64.9	22.45	2.09
2010年1月	15	3	-6	9.8	16.7	64.8	22.42	2.05
2009年12月	-	-269	-218	9.9	17.1	64.6	22.36	1.91
2009年11月	-	12	3	9.9	17.1	65.0	22.36	2.19
2009年10月	-	-198	-271	10.0	17.1	65.0	22.31	2.53
2009年9月	-	-242	-156	9.8	16.7	65.1	22.26	2.44
2009年8月	-	-184	-200	9.6	16.7	65.4	22.23	2.44
2009年7月	-	-341	-286	9.5	16.4	65.5	22.18	2.69
2009年6月	-	-465	-424	9.5	16.5	65.7	22.14	2.83
2009年5月	-	-344	-284	9.4	16.5	65.7	22.11	2.93
2009年4月	-	-694	-811	9.0	15.9	65.7	22.10	3.42
2009年3月	-	-803	-787	8.7	15.8	65.6	22.06	3.28
2009年2月	-	-742	-739	8.3	15.2	65.8	21.99	3.43
2009年1月	-	-783	-806	7.8	14.2	65.7	21.97	3.63
2008年12月	-	-704	-700	7.3	13.6	65.8	21.94	3.59
2008年11月	-	-727	-738	6.8	12.6	65.9	21.88	3.60
2008年10月	-	-481	-493	6.5	11.8	66.0	21.76	3.27
2008年9月	9月15日: リーマンショック米国の世界的な投資銀行リーマンブラザーズが破綻(米連邦破産法第11条適用申請)。
2008年9月	-	-460	-430	6.1	11.0	66.0	21.73	3.23
2008年8月	-	-279	-278	6.1	10.8	66.1	21.70	3.33
2008年7月	-	-198	-249	5.8	10.5	66.1	21.60	3.05
2008年6月	-	-166	-200	5.6	10.1	66.1	21.53	2.77
2008年5月	-	-184	-217	5.4	9.7	66.1	21.48	3.07
2008年4月	-	-236	-243	5.0	9.2	65.9	21.37	2.84
2008年3月	-	-48	-74	5.1	9.1	66.1	21.36	3.04
2008年2月	-	-82	-111	4.9	9.0	66.0	21.26	2.80
2008年1月	-	13	1	5.0	9.2	66.2	21.20	2.91
2007年12月	-	110	68	5.0	8.8	66.0	21.18	2.97
2007年11月	-	109	72	4.7	8.4	66.0	21.12	3.07
2007年10月	-	76	58	4.7	8.4	65.8	21.07	3.08
2007年9月	-	82	29	4.7	8.4	66.0	21.05	3.14
2007年8月	-	-23	-78	4.6	8.4	65.8	21.00	3.35
2007年7月	-	-33	3	4.7	8.4	66.0	20.96	3.25
2007年6月	-	76	62	4.6	8.3	66.0	20.95	3.56
2007年5月	-	152	134	4.4	8.2	66.0	20.84	3.48
2007年4月	-	50	24	4.5	8.2	65.9	20.78	3.08
2007年3月	-	237	219	4.4	8.0	66.2	20.73	3.44
2007年2月	-	80	44	4.5	8.2	66.3	20.68	-
2007年1月	-	225	218	4.6	8.4	66.4	20.60	-
2006年12月	-	186	181	4.4	7.9	66.4	20.57	-
2006年11月	-	212	197	4.5	8.1	66.3	20.49	-
2006年10月	-	10	24	4.4	8.2	66.2	20.44	-
2006年9月	-	147	76	4.5	8.0	66.1	20.41	-
2006年8月	-	175	137	4.7	8.4	66.2	20.32	-
2006年7月	-	196	145	4.7	8.5	66.1	20.30	-
2006年6月	-	81	85	4.6	8.4	66.2	20.23	-
2006年5月	-	40	33	4.6	8.2	66.1	20.14	-
2006年4月	-	158	142	4.7	8.1	66.1	20.16	-
2006年3月	-	310	285	4.7	8.2	66.2	20.04	-
2006年2月	-	307	276	4.8	8.4	66.1	-	-
2006年1月	-	278	310	4.7	8.4	66.0	-	-
2005年12月	-	156	136	4.9	8.6	66.0	-	-
2005年11月	-	339	309	5.0	8.7	66.0	-	-
2005年10月	-	90	106	5.0	8.7	66.1	-	-
2005年9月	-	66	84	5.0	9.0	66.1	-	-
2005年8月	-	203	197	4.9	8.9	66.2	-	-
2005年7月	-	357	263	5.0	8.8	66.1	-	-
2005年6月	-	251	269	5.0	9.0	66.1	-	-
2005年5月	-	170	143	5.1	8.9	66.1	-	-
2005年4月	-	364	350	5.2	8.9	66.1	-	-
2005年3月	-	122	126	5.2	9.1	65.9	-	-
2005年2月	-	259	250	5.4	9.3	65.9	-	-
2005年1月	-	140	98	5.3	9.3	65.8	-	-

米国(アメリカ)経済指標一覧

米国雇用統計について

出所: 米労働省